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クライアント(ユーザー)向けHTTPステータスコード完全ガイド:意味と対処法をわかりやすく解説

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HTTPステータスコードは、Webサーバーとクライアント(通常はWebブラウザ)との通信における結果を示すコードです。それぞれの番号には特定の意味があり、問題が発生した際にその原因を追跡する手助けとなります。

特にクライアント/ユーザー側の目線で解説していきます!

目次

HTTPステータスコードとは?

HTTPステータスコードは、クライアント(ユーザーのWebブラウザやアプリケーション)とサーバー間の通信で、リクエストがどのように処理されたかを示す3桁の番号です。

この番号によって、リクエストが成功したのか、それともエラーが発生したのかを確認することができます。もし問題が発生した場合、そのステータスコードを見ればどんな問題が起こったのかを知る手がかりになります。

クライアントとサーバーとは?

クライアント:ユーザーがウェブサイトやアプリにアクセスするときに使うブラウザやアプリなどを指し、サーバーに情報をリクエストします。

サーバー:そのリクエストに応じてデータやサービスを提供するコンピュータです。クライアントがリクエストを送り、サーバーがその要求に応じてデータを返すことで、ウェブページが表示されたり、操作が反映されたりします。

クライアントエラーサーバーエラー

クライアントエラーはユーザーのリクエストに問題がある場合を指し、サーバーエラーはサーバー側で問題が発生してリクエストを処理できない場合を指します。

クライアントエラーとは、4xx番台のエラーで表され、これは主にユーザー側(クライアント)から送られたリクエストに問題があることを示します。例えば、Webブラウザやアプリを使っているときに、間違ったURLを入力したり、アクセス権限のないページを見ようとすると、クライアントエラーが表示されます。具体的には「404 Not Found」(ページが見つからない)や「403 Forbidden」(アクセス禁止)が該当します。つまり、クライアントが送信したリクエストが不正確な場合や、リソースへのアクセスが許可されていない場合に発生します。

サーバーエラーとは、5xx番台のエラーで表され、サーバーがリクエストを処理できない場合に発生します。これは、サーバー自体に問題があることを示します。サーバーはWebサイトを管理しているコンピュータで、このサーバーが故障したり、負荷がかかりすぎているときにサーバーエラーが発生します。具体的には「500 Internal Server Error」(サーバー内部の問題)や「503 Service Unavailable」(サービス利用不可)などです。これらは、リクエストはサーバーに到達しているが、サーバーが処理できない状態を表します。

クライアントとユーザー

クライアント:クライアントは、ウェブブラウザやアプリのようにサーバーにリクエストを送る技術的な役割を指します。リクエストが間違っている場合、400 Bad Requestや404 Not Foundなどのクライアントエラーが発生します。

ユーザー:ユーザーはサービスの最終利用者(エンドユーザー)であり、クライアントを通じてエラーの影響を受けます。エラーメッセージは、ユーザーが問題を理解しやすい形で表示される必要があります。

例:ユーザーがウェブサイトにアクセスする際、ブラウザ(技術的にはクライアント)を使ってサーバーにリクエストを送信します。このとき、もしリクエストに誤りがあると、サーバーは400 Bad Requestといったエラーレスポンスをクライアントに返します。クライアントはこのエラーメッセージをユーザーに表示し、ユーザーは「リクエストが正しく処理されなかった」と認識します。このように、クライアントはサーバーとユーザーの間で情報のやり取りを仲介し、エラーも含めた結果をユーザーに伝えます。

HTTPステータスコード一覧

HTTP 100番台 Informational(情報レスポンス)

リクエストが受信され、処理が継続していることを示します。通常、ユーザーには表示されません。

100 Continue
原因:クライアントのリクエストの初期部分がサーバーに受け入れられた。
対処:クライアントはリクエストの残りを送信して処理を完了させる。
解説:このコードは、リクエストが大きなデータを含む場合に使用され、サーバーがリクエストの最初の部分を確認し、問題がないことを通知します。これにより、大量データの送信が途中で中断されないようにサーバーが準備完了を知らせ、クライアントは残りのデータを送信して処理を完了します。

101 Switching Protocols
原因:クライアントがプロトコルの変更を要求し、サーバーがそれを受け入れた。
対処:クライアントは新しいプロトコルで通信を続ける。
解説:クライアントがプロトコル変更を要求し、サーバーがそれを受け入れた際に返されます。例えば、HTTPからWebSocketなど、リアルタイム通信が必要な新しいプロトコルに切り替える場合に使用されます。プロトコル変更後、クライアント側が新しいプロトコルに対応しているか確認することが重要です。

102 Processing
原因:リクエストが受理され、サーバーで処理中(主にWebDAVで使用)。
対処:クライアントはサーバーがリクエストを完了するまで待機する。
解説:このコードは、特にファイルのアップロードなど時間のかかる複雑な処理を伴うWebDAVプロトコルのような状況で使用され、長時間かかる処理に対してクライアントに進行中であることを知らせます。大きなファイルや複数のリクエストを扱う際には、クライアントがタイムアウトしないように役立ちます。
補足:WebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)は、HTTPを拡張してリモートサーバー上のファイルを管理する技術です。これにより、ユーザーはサーバー上のファイルをアップロード、編集、削除でき、複数の人が同時にファイルを操作する場面でも競合を防ぐロック機能が提供されます。主にオンラインストレージの管理に利用され、リモートでファイルを扱うのに便利なプロトコルとして広く使われています。

103 Early Hints
原因:サーバーがリンクヘッダなどの情報を最終応答の前に事前に送信している。
対処:クライアントはリンク先リソースのプリロードやプリフェッチを行い、パフォーマンスを向上させる。
解説:このコードは、特にページのパフォーマンスを最適化するために使用されます。リソースのプリロードを早期に開始することで、ページ全体の表示が速くなります。特に、ユーザー体験を向上させるために、リソースの読み込み時間を短縮する目的で使用されることが多いです(=ページ全体の表示速度が速くなります)。
補足:必ずしもプリロードを有効にすることが快適なブラウジング体験につながるわけではありません。プリロードやプリフェッチを無効にすることで、不要なリソースの事前読み込みを防ぎ、ネットワークやデバイスの負荷を軽減できる場合もあります。特に低速なネットワーク環境やデータ制限がある場合、すべてのリソースを事前に読み込むことが逆にパフォーマンスを悪化させることがあるため、状況に応じた適切な設定が必要です。

HTTP 200番台 Success(成功レスポンス)

リクエストが正常に処理されたことを意味します。例えば「200 OK」は最もよく見られる成功レスポンスです。

200 OK
原因:リクエストが正常に処理され、サーバーがリソースを返した。
対処:クライアントは受け取ったデータを処理する。
解説:最も一般的なHTTPステータスコードであり、成功したリクエストに対して返されます。通常、ユーザーがWebページやAPIリクエストで何らかの情報を正しく取得できた際に表示されます。Webサイトやアプリが正常に動作していることを確認する際の基準となるレスポンスです。
補足:APIリクエストとは、アプリケーションが他のサービスに対して情報や機能を利用するために送る要求のことです。例えば、天気情報アプリが気象データを提供するサービスのAPIにリクエストを送信すると、そのサービスはリクエストに応じて最新の天気データを返してくれます。

201 Created
原因:リクエストが成功し、新しいリソースが作成された。
対処:クライアントは新しく作成されたリソースを確認する。
解説:このコードは、POSTメソッドなどによってサーバーに新しいリソースが生成されたことを示します。例えば、フォーム送信で新しいユーザーアカウントが作成されたり、ファイルがアップロードされた際に返されます。リソースのURLがLocationヘッダーで提供されることが一般的です。
補足:POSTメソッドはデータ送信や新規リソース作成に使われ、Locationヘッダーはリクエスト後にリソースの新しいURLを示すために返されます。成功時に201 Createdとともに、新しいリソースの場所をクライアントに伝えます。

202 Accepted
原因:リクエストは受理されたが、処理はまだ完了していない。
対処:クライアントは処理が完了するのを待つか、後で結果を確認する。
解説:リクエストが受理されたが、すぐに処理が完了しない非同期処理の場合に使用されます。バックグラウンドでの長時間にわたる処理(例えば、動画のアップロードや分析処理など)が行われる際に返され、後で結果を確認する必要があります。

203 Non-Authoritative Information
原因:リソースはサーバー以外のソースから取得されたが、リクエストは成功した。
対処:クライアントはリソースが正確であるかどうかを確認する。
解説:このコードは、サーバーがリソースを別のソース(プロキシサーバーなど)から取得し、完全には信頼できない情報を返す場合に使われます。特定のシステムでしか使用されることは少なく、一般的なWebアクセスではあまり見られません。
補足:プロキシサーバーとは、クライアントとインターネットの間に立ち、クライアントの代わりにリクエストを送信する中継サーバーです。これにより匿名性の向上やアクセス制限の回避、キャッシュによる通信速度の向上が可能になります。

204 No Content
原因:リクエストは成功したが、返すコンテンツがない。
対処:クライアントはそのまま処理を続ける。
解説:このコードは、サーバーがリクエストを正常に処理したが、応答するコンテンツがない場合に使用されます。例えば、フォーム送信が成功した後に表示を更新する必要がない場合や、リソースの削除が正常に完了した場合に返されることがあります。

205 Reset Content
原因:リクエストは成功し、クライアントに対して表示や入力フィールドをリセットするよう指示している。
対処:クライアントはフォームや入力フィールドをリセットする。
解説:ユーザーがフォームを送信した後、ブラウザ上の入力フォームや表示がリセットされるべき場合に使用されます。例えば、データの送信後、すべてのフォームフィールドがクリアされるといったシナリオでこのコードが返されます。

206 Partial Content
原因:リクエストされたリソースの一部のみが返されている。範囲指定リクエストが使われた場合。
対処:クライアントは返された部分的なデータを処理する。
解説:主に、ダウンロードの再開や、特定の範囲のデータ(動画やオーディオストリーミングなど)を取得する場合に使用されます。大容量のファイルを分割してダウンロードする際や、ストリーミングコンテンツを効率よく配信するために利用されます。

HTTP 300番台 Redirection(リダイレクション)

リクエストされたリソースが別の場所に移動したか、リダイレクトが必要であることを示します。ユーザーが特定のページにアクセスするときに、別のURLに自動的に転送される場合に使われます。

300 Multiple Choices
原因:リクエストに対して複数のリソースが利用可能で、どれを使用するかクライアントが選択する必要がある。
対処:クライアントは適切なリソースを選択して再リクエストする。
解説:このコードは、複数のリソースが同時にアクセス可能な場合に使用されます。例えば、異なる形式の同じコンテンツ(HTML版とPDF版など)があり、どれを使うかユーザーやアプリケーションが選択する場面で使用されます。通常、ユーザーにとってはほとんど見られないコードです。

301 Moved Permanently
原因:リクエストされたリソースが恒久的に新しいURLに移動した。
対処:クライアントは新しいURLを使用してリクエストを行う。
解説:旧URLから新URLへの恒久的なリダイレクトです。ユーザーは新しいURLに自動的に転送されます。

302 Found
原因:リクエストされたリソースが一時的に新しい場所に移動したが、元のURLは引き続き有効。
対処:クライアントは指定された場所にリクエストを再送する。
解説:一時的なリダイレクトを示します。元のURLは引き続き使用できます。

303 See Other
原因:リクエストされたリソースが別の場所にあり、通常はGETメソッドでアクセスする。
対処:クライアントは新しいURLにGETリクエストを送る。
解説:POSTリクエストに対する応答としてよく使用されます。クライアントは、POSTで送信した後に新しいURLにGETリクエストを送ることで、結果ページなどを取得できます。フォーム送信後に別のページに遷移させるケースで多く使われます。

304 Not Modified
原因:リソースが変更されておらず、クライアントのキャッシュをそのまま使用できる。
対処:クライアントはキャッシュされたリソースを使用する。
解説:これはエラーではなく正常な動作です。クライアントはキャッシュされたデータを再利用し、サーバーはリソースのデータを送信しないため、通信量の節約とページの高速表示が実現されます。もし最新のデータが必要であれば、ブラウザのキャッシュをクリアして再読み込みすることで、リソースが更新されます。

305 Use Proxy
原因:リクエストされたリソースは、指定されたプロキシを介してアクセスする必要がある。
対処:クライアントはプロキシを使用して再度リクエストを送る。
解説:このステータスコードは、リソースが指定されたプロキシサーバーを介さないとアクセスできない場合に使われます。ただし、現代のブラウザではセキュリティの理由からこのコードがサポートされていない場合があります。プロキシサーバーの設定が必要な状況で使用されることが多いです。

306 Switch Proxy
原因:このステータスコードは現在使用されていない。
対処:特に対処は不要。
解説:このコードは、将来的な利用のために予約されていましたが、現在では使用されていません。したがって、クライアント側で特別な対応は不要です。

307 Temporary Redirect
原因:リクエストされたリソースが一時的に新しいURLに移動したが、リクエストメソッドは変更しない。
対処:クライアントは同じメソッドで新しいURLにリクエストを再送する。
解説:この307リダイレクトは一時的なリダイレクトで、元のリクエストメソッド(GETやPOSTなど)を変更せずにリダイレクトを行うことを保証します。例えば、フォームを送信した後で一時的に別のページにリダイレクトされる場合に使われます。リクエスト方法が変わらないため、送信したデータがそのまま保持されます。ユーザーには特に違和感なく、リダイレクトが行われます。
補足:リダイレクトはサーバーが別のURLにクライアントを転送することです。リクエストメソッドはGETはそのまま送信され、POSTは通常GETに変わりますが、307や308では元のメソッドが保持されます。

308 Permanent Redirect
原因:リクエストされたリソースが恒久的に新しいURLに移動し、リクエストメソッドも変更しない。
対処:クライアントは新しいURLを使用してリクエストを送る。
解説:308リダイレクトは、301リダイレクトと同様に恒久的なリダイレクトですが、リクエストの方式(例えば、POST)はそのまま維持されます。これにより、ユーザーがフォームなどで送信したデータは失われずに新しいページで処理されます。

HTTP 400番台 Client Error(クライアントエラー)

ユーザーのリクエストに問題があり、サーバーが処理できないことを意味します。間違ったURLを入力したり、アクセス権限のないページにアクセスしようとした場合に発生します。

400 Bad Request
原因:クライアントのリクエストが無効であり、サーバーがそれを理解できない。
対処:クライアントはリクエストの構文やパラメータを修正して再送信する。
参照:「HTTP ERROR 400」「400 Bad Request」エラーの原因と解決方法
解説:このエラーは、リクエストが不正確または無効な形式で送信された場合に発生します。例えば、URLに誤った文字が含まれていたり、Webフォームに間違った形式のデータを入力した場合にこのエラーが発生します。ページの再読み込みや、URLの再確認を行うと解決することがあります。

401 Unauthorized
原因:認証が必要だが、クライアントが適切な認証情報を提供していない、または無効な認証情報が含まれている。
対処:クライアントは正しい認証情報を提供する。
解説:ログインが必要なページにアクセスしようとしているが、ログイン情報が間違っているか、そもそもログインしていない場合にこのエラーが発生します。適切なユーザー名とパスワードを使って再ログインすることで解決します。このコードはWebサイトのセキュリティを強化し、不正アクセスを防ぐために重要な役割を果たします。

402 Payment Required
原因:このステータスコードは現在使用されていないが、将来的な支払いリクエストのために予約されている。
対処:特に対処は不要。
解説:このコードは、今後の支払いベースのサービスで使われることを前提に設計されていますが、現在はほとんど使用されていません。今後のWebサービスや電子決済の進化とともに使用される可能性があります。

403 Forbidden
原因:サーバーがリクエストを拒否しており、クライアントにアクセス権がない。
対処:クライアントはアクセス権があるか確認し、必要に応じてサーバー管理者に問い合わせる。
解説:例えば、ライセンス契約や法律、価格の差、地域(国)制限(=ジオブロック、ジオブロッキング)などからアクセスが制限されることがあります。VPNサービスを利用してアクセス可能な国のサーバーを経由することで回避できる場合がありますが、一部のウェブサイトではVPNの使用を検出してさらにブロックする場合もあります。また、法的制限が関わる場合には、VPNの利用が違法となる可能性もあるため、各国の法律に注意が必要です。
補足:”Forbidden You don’t have permission to access / on this server”と表示されるジオブロック、またはジオブロッキングとは、利用者の地理的な場所(国や地域)に基づいて制限することです。例えば、特定の国からのアクセスを制限することで、動画配信サービスやウェブサイトが特定地域で利用できないようにするケースが該当します。

404 Not Found
原因:リクエストされたリソースがサーバー上に存在しない。
対処:クライアントはURLが正しいか確認し、再度リクエストを送る。
解説:ページが削除されたか、URLに誤りがある場合に表示されます。最もよく見られるエラーの一つです。間違ったURLを入力していないか確認するのが最初のステップです。

405 Method Not Allowed
原因:リクエストに使用されたHTTPメソッドがサーバーで許可されていない。
対処:クライアントは許可されたメソッドを使用して再度リクエストを送る。
解説:例えば、ユーザーがフォームに入力して送信ボタンを押す場合、通常はPOSTメソッドを使ってデータがサーバーに送信されます。この時に間違えてGETメソッドを使用すると、サーバーはデータを受け取れず、「405 Method Not Allowed」エラーを返します。また、サーバーがGETメソッドに対応していない場合でも同様にエラーが発生します。
補足:HTTPメソッドは、サーバーに対するリクエストの種類を指定する方法です。代表的なものにGET、POST、PUT、DELETEがあります。

406 Not Acceptable
原因:クライアントが要求するフォーマットでレスポンスを生成できない。
対処:クライアントはリクエストのAcceptヘッダーを修正して再送する。
解説:通常、ユーザーが直接関与することは少ないエラーです。特定のデータフォーマットに対応していない場合に発生します。例えば、クライアントがリクエストする形式(例えばJSONやXMLなど)がサーバーでサポートされていない場合に発生します。Acceptヘッダーを調整して、サーバーが返せる形式に合わせる必要があります。
補足:Acceptヘッダーは、クライアントがサーバーに希望するデータ形式を指定するためのヘッダーです。application/jsonはJSON形式、application/xmlはXML形式のデータを要求することを示します。JSONは軽量で使いやすく、XMLは階層構造で柔軟なデータ形式です。

407 Proxy Authentication Required
原因:プロキシを介して認証が必要であるが、適切な認証情報が提供されていない。
対処:クライアントはプロキシの認証情報を提供して再度リクエストを送る。
解説:企業や公共Wi-Fiなどでプロキシサーバーを経由してアクセスする際に、このエラーが表示されることがあります。通常は、正しい認証情報を入力することで解決します。

408 Request Timeout
原因:クライアントがサーバーにリクエストを送信するのに時間がかかりすぎた。
対処:クライアントはリクエストを再送信するか、ネットワーク接続を確認する。
解説:インターネット接続が遅い場合や、サーバーがリクエストを処理するのに時間がかかりすぎる場合に発生します。もう一度ページをリロードしたり、接続を確認してみてください。

409 Conflict
原因:リクエストがサーバーの現在の状態と競合している。
対処:クライアントはリクエストを修正して再送する。
解説:例えば、リソースの編集中に他のユーザーが同時に別の変更を加えようとした場合に発生します。競合を解消するために、リクエスト内容を調整する必要があります。
補足:例えば、オンラインドキュメント編集アプリで、二人以上のユーザーが同時に同じドキュメントを編集し、変更内容が競合した場合に発生することがあります。このような場合、一方のユーザーが編集を完了するまで待つか、競合する部分を確認して手動で調整する必要があります。

410 Gone
原因:リクエストされたリソースが恒久的に削除された。
対処:クライアントは削除されたリソースに依存しないように修正する。
解説:このエラーは、リソースが恒久的に削除されたことを示します。削除されたリソースに依存しない別の方法やリソースを使う必要があります。SEO対策として、301リダイレクトで新しいリソースに誘導することも推奨されます。
補足:例えば、古いリンクをクリックして「410 Gone」が表示された場合、リンク先のページが削除された可能性があります。このような場合は、サイト内の検索機能を使って関連情報を探すか、ページのメインメニューを確認して代わりのページを見つけるとよいでしょう。

411 Length Required
原因:リクエストにContent-Lengthヘッダーが含まれていない。
対処:クライアントはリクエストに適切なContent-Lengthを含めて再送する。
解説:サーバーがリクエストボディのサイズを確認するためにContent-Lengthが必要な場合に発生します。このヘッダーを含めてリクエストを再送信することで解決します。
補足:Content-Lengthヘッダーは、HTTPリクエストやレスポンスで、送信されるデータのサイズ(バイト数)を示すヘッダーです。これにより、クライアントやサーバーは、どれだけのデータを受信すればよいかを事前に把握できます。

412 Precondition Failed
原因:リクエストの前提条件がサーバーの状態と一致しない。
対処:クライアントは前提条件を見直してリクエストを再送する。
解説:例えば、リソースの状態がクライアントの期待通りでない場合にこのエラーが発生します。条件付きリクエストを使う際、条件が満たされないと返されます。

413 Payload Too Large
原因:リクエストのボディがサーバーで処理できるサイズを超えている。
対処:クライアントはリクエストサイズを小さくして再送する。
解説:ファイルのアップロードなどでサーバーが許容するサイズを超えたデータを送信しようとした場合に発生します。ファイルを小さくするか、サーバー設定を変更する必要があります。
補足:大容量のファイルをアップロードしようとしてこのエラーが発生した場合、ファイルを圧縮してサイズを減らすか、ファイルを分割して送信することを検討してください。

414 URI Too Long
原因:リクエストのURIがサーバーで処理できる長さを超えている。
対処:クライアントはURIを短縮して再送する。
解説:URLにパラメータを詰め込みすぎた場合など、URLが非常に長くなりすぎてサーバーが処理できない場合に発生します。URIを短くし、クエリパラメータを適切に整理する必要があります。URLが長すぎてエラーになる場合は、特に検索クエリやフォームデータがURLに含まれることが多いため、URLパラメータを整理するか短縮するツールを使ってみてください。※ただし短縮ツールで作ったURLは期限切れにご注意ください。
補足:URI(Uniform Resource Identifier)はインターネット上で特定のリソースを識別するための文字列全般を指します。一方、URL(Uniform Resource Locator)は特定のリソースの場所(アドレス)を示すURIの一種です。簡単に言うと、URLはURIの一部であり、URIがリソースの識別を目的とするのに対して、URLはそのリソースのアクセス方法や場所を指定します。

415 Unsupported Media Type
原因:リクエストされたメディアタイプがサーバーでサポートされていない。
対処:クライアントはサポートされているメディアタイプを使用してリクエストを再送する。
解説:サーバーがサポートしていないファイル形式やデータ形式でリクエストが行われた場合に発生します。送信するデータの形式を確認して、サーバーが受け入れる形式に合わせる必要があります。
補足:例えば、PDF形式をサポートしていないサーバーにPDFファイルを送ろうとすると、このエラーが発生します。正しい形式(たとえば、JPEGやPNG)で再度送信してみてください。

416 Range Not Satisfiable
原因:リクエストされたリソースの範囲が無効である。
対処:クライアントは有効な範囲を指定して再送する。
解説:例えば、ファイルの一部分だけをダウンロードしようとした際、その範囲がファイルの範囲外だった場合に発生します。ダウンロードの再開などで、範囲指定が誤っている可能性があるため、正しい範囲を指定してリクエストを再送する必要があります。
補足:ダウンロード再開機能を使用する際に範囲が不正確な場合にこのエラーが発生することがあります。ダウンロードを一からやり直すことも有効な手段です。

417 Expectation Failed
原因:サーバーがクライアントのExpectヘッダーに応えられなかった。
対処:クライアントはリクエストのヘッダーを修正して再送する。
解説:Expectヘッダーは、特定の条件を満たしていない限りリクエストを処理しないようにサーバーに指示しますが、その条件がサーバーでサポートされていない場合に発生します。
補足:Expectヘッダーは、クライアントがサーバーに対して特定の動作を期待する際に使用されるHTTPヘッダーです。最も一般的なのは、Expect: 100-continueで、クライアントがサーバーに大きなデータを送信する前にサーバーが受信準備ができているか確認するために使われます。これによりサーバーが準備できていない場合、データ送信を省略できます。

418 I’m a teapot
原因:RFC 2324によるエイプリルフールのジョークコード。
対処:特に対処は不要。
解説:このコードは、エイプリルフールのジョークとして提案されたもので、実際のリクエスト処理には使われません。
補足:RFC 2324は、1998年にエイプリルフールのジョークとして発表された「コーヒーポット制御プロトコル(HTCPCP)」を定義した文書です。有名なエラーコード「418 I’m a teapot」が含まれており、ジョークとしてインターネット文化に残っています。

421 Misdirected Request
原因:サーバーがそのリクエストを処理するための適切な権限を持っていない。
対処:クライアントは適切なサーバーにリクエストを送る。
解説:このエラーは、例えばHTTPSリクエストが間違ったサーバーに送信された場合に発生します。特に複数のサーバーがバックエンドで共有されている場合に、誤ったサーバーにリクエストが送信された際に返されることがあります。URLやホスト名が正しいか確認し、正しいサーバーにリクエストを送ることで解決できます。

422 Unprocessable Entity
原因:リクエストが正しい形式だが、意味的に無効(主にWebDAVで使用)。
対処:クライアントはリクエスト内容を修正して再送する。
解説:リクエストの内容自体は正しいが、サーバー側で処理できない意味合いのデータが含まれている場合に発生します。例えば、フィールドに不正な値が入っている場合などです。
補足:フォームに入力するデータが不適切な場合にこのエラーが発生することがあります。データの形式や内容を確認して再度送信してください。

423 Locked
原因:リクエストされたリソースがロックされている(主にWebDAVで使用)。
対処:ロックが解除されるまで待つか、解除の方法を確認する。
解説:ファイルやリソースが他のプロセスやユーザーによってロックされているために、操作ができない場合に発生します。ロックが解除されるまで待つか、リソースのロック解除が必要です。

424 Failed Dependency
原因:他のリクエストが失敗したために、このリクエストが処理できない。
対処:依存するリクエストを修正して再送する。
解説:このエラーは、依存している別のリクエストが失敗した場合に発生します。複数のリクエストが連携して動作する場合、前提となるリクエストのエラーが原因で連鎖的に失敗します。

425 Too Early
原因:リクエストが早すぎて処理できない。
対処:リクエストを後ほど再送する。
解説:サーバーが処理する準備が整っていないため、リクエストが適切に処理されないことを示します。特に暗号化プロトコルで早すぎるリクエストが行われた場合に発生します。

426 Upgrade Required
原因:クライアントは異なるプロトコルでリクエストを送るべき。
対処:クライアントは指定されたプロトコルにアップグレードして再送する。
解説:サーバーが現在のプロトコルをサポートしていないため、クライアントに新しいプロトコルでの通信を要求します。例えば、HTTPからHTTPSにアップグレードするよう指示する場合があります。
補足:プロトコルとは、コンピュータやネットワーク機器がデータをやり取りする際のルールや手順を定めたものです。これにより、異なるシステム同士が正しく通信できます。例として、Web通信のHTTPや電子メールのSMTPなどが挙げられます。

428 Precondition Required
原因:サーバーがリクエストに対して前提条件を要求している。
対処:クライアントは前提条件を設定して再送する。
解説:リクエストが成功するために必要な前提条件がサーバー側で設定されていない場合に発生します。例えば、If-Matchヘッダーを使って条件付きリクエストを行う場合に利用されます。
補足:If-Matchヘッダーは、指定したリソースのバージョン(ETag)が一致した場合にのみリクエストを処理するHTTPヘッダーです。主にリソースの更新や削除時に、競合を防ぐために使われます。

429 Too Many Requests
原因:クライアントが短期間に多すぎるリクエストを送ったため、サーバーが処理できない。
対処:リクエストの頻度を減らすか、遅延を追加して再送する。
解説:短期間に大量のリクエストを送信すると発生します。たとえば、ボットやスクリプトによる大量リクエストが原因でサーバーが負荷を抱えた場合に返されます。リクエスト頻度の調整が必要です。

431 Request Header Fields Too Large
原因:リクエストヘッダーが大きすぎてサーバーが処理できない。
対処:クライアントはヘッダーを縮小して再送する。
解説:リクエストヘッダーが長すぎる場合にサーバーは処理できず、このエラーが発生します。ブラウザやアプリの設定でリクエストヘッダーが大きくなることがあり、Cookieの整理や、不要な拡張機能・プラグインの無効化を行い、再試行してください。

451 Unavailable For Legal Reasons
原因:法律上の理由でリクエストされたリソースが利用できない。
対処:アクセス権のあるリソースにリクエストを送るか、法的制限が解除されるのを待つ。
解説:法律に基づいてコンテンツがブロックされている場合に発生します。特定の地域での法的制約や、政府や裁判所の命令によりリソースが利用できない場合に返されます。

HTTP 500番台 Server Error(サーバエラー)

サーバー側で問題が発生し、リクエストを処理できなかったことを示します。サーバーがダウンしている場合や、サーバー内部で予期しないエラーが発生した場合に表示されます。

500 Internal Server Error
原因:サーバー内部のエラーでリクエストを処理できなかった。
対処:サーバー管理者はエラーログを確認し、問題を修正する。
解説:このエラーは多くの原因で発生するため、サーバー管理者が具体的な問題を特定し修正する必要があります。クライアント側では直接対応できないため、再試行するか、しばらく待ってから再度アクセスしてみましょう。

501 Not Implemented
原因:サーバーがリクエストされた機能をサポートしていない。
対処:クライアントはサーバーでサポートされている機能を使用する。
解説:例えば、サーバーがまだ新しいHTTPメソッドや機能を実装していない場合にこのエラーが返されます。Webアプリケーションの開発中や実装途中で見られることが多いです。

502 Bad Gateway
原因:サーバーが上流のサーバーから無効な応答を受け取った。
対処:上流のサーバーを確認し、問題が解決されるのを待つ。
解説:これは、サーバーが他のサーバーに依存している場合に発生します。プロキシサーバーやゲートウェイが使用されているネットワーク環境で見られ、エンドユーザー側では解決できない場合が多いです。このエラーが発生した場合、短期間のうちに何度もアクセスを試みるのではなく、数分から数時間待って再度試行することが推奨されます。エラーが続く場合はウェブサイトの運営者に問い合わせて問題の解決を依頼してください。
補足:ゲートウェイとは異なるネットワーク間でデータをやり取りする際に、通信を仲介・管理する装置やソフトウェアのことです。例えばローカルネットワークとインターネットの間でデータを送受信する際に使われます。

503 Service Unavailable
原因:サーバーが過負荷またはメンテナンス中のため、リクエストを処理できない。
対処:サーバーが利用可能になるまで待つ。
解説:サーバーがメンテナンス中や過負荷の場合、このエラーが発生します。一度タブを✕で閉じてサイトを離れ、しばらく時間を置いてから開き直してみましょう。短時間のうちに何度もアクセスを試みるのはサーバーの負荷を増加させる可能性があるため、少し時間を置いてください。もし問題が継続する場合は、ウェブサイトの管理者に連絡し、サーバーの状態を確認してもらうことが推奨されます。

504 Gateway Timeout
原因:サーバーが上流のサーバーからの応答を待つ間にタイムアウトした。
対処:上流サーバーを確認し、リクエストを再送する。
解説:通常、サーバーが他のサーバーと通信している際に、応答が遅れることで発生します。プロキシやゲートウェイが関連しているケースが多いです。

505 HTTP Version Not Supported
原因:サーバーがリクエストに使用されたHTTPバージョンをサポートしていない。
対処:クライアントはサポートされているバージョンを使用してリクエストを送る。
解説:HTTPプロトコルの古いバージョンを使ってリクエストを送信した場合に発生します。通常は、ブラウザやアプリケーションのアップデートを行うことで解決します。
補足:古いブラウザやアプリケーションが最新のHTTPバージョンをサポートしていない場合にも発生します。

506 Variant Also Negotiates
原因:サーバーの内部構成エラーによりリクエストが処理できなかった。
対処:サーバー管理者は設定を修正する必要がある。
解説:このエラーは、サーバーの設定ミスが原因で発生しますが、現代のウェブ環境では非常に稀なケースです。特定のリソース交渉が適切に行われていない場合に返されるため、サーバー管理者が構成を修正する必要があります。一般的なユーザーにはほとんど関係のないエラーです。

507 Insufficient Storage
原因:サーバーがリソースを保存するための十分な記憶域を持っていない(主にWebDAVで使用)。
対処:サーバー管理者は記憶域を増やすか、不要なデータを削除する。
解説:サーバーがデータを保存できる十分なディスクスペース(=保存領域)を持っていない場合に発生します。クライアント側では直接の対応はできないため、サーバー管理者がスペースを確保する必要があります。

508 Loop Detected
原因:リクエストがサーバー内で無限ループに陥っている。
対処:サーバー管理者は設定を確認し、ループを解消する。
解説:WebDAV環境で発生することが多く、サーバー内部でリソースへのリンクが無限ループしている場合に返されます。サーバー側の設定を修正して無限ループを解消する必要があります。ユーザーには直接解決できないエラーです。

510 Not Extended
原因:リクエストに追加の拡張が必要だが、それが提供されていない。
対処:クライアントは必要な拡張を提供して再送する。
解説:サーバーがリクエストを処理するために追加の拡張が必要な場合に返されます。クライアントがリクエストを再送する際に適切な拡張を提供する必要があります。

511 Network Authentication Required
原因:ネットワーク認証が必要で、クライアントがまだそれを完了していない。
対処:クライアントはネットワーク認証を完了して再リクエストする。
解説:公衆Wi-Fiなど、ログイン認証が必要なネットワークで表示されることがあります。ログインして認証を完了させれば問題が解決します。※公共のWi-Fiを使用してのネット接続にはリスクが伴いますので充分に注意してください。

よくあるQ&A

WebDAVとはなんですか?

WebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)は、リモートサーバー上でファイルを管理・編集するためのプロトコルです。ユーザーはこれを使って、クラウドストレージのファイルをアップロード、ダウンロードしたり、複数の人が同時に編集・共有することができます。また、Webサーバー上のファイルを直接編集する際にも利用されます。

具体的な使用例としては、次のようなものがあります。

クラウドストレージ:Google DriveやNextcloudなどで、WebDAVを使ってファイルのアップロードやダウンロードを行います。

共同作業:複数のユーザーがリモートでファイルを共有し、同時に編集やバージョン管理を行います。

ウェブサーバーの管理:FTPを使わずに、Webサーバー上のファイルを直接編集・更新する際に利用されます。※FTPは、インターネット上でサーバーとクライアント間のファイルを転送するためのプロトコルです。

これによりWebDAVはリモートでのファイル操作に便利なプロトコルとして様々なシステムや環境で活用されています。

外出先の公共Wi-Fiで会社のシステムにアクセスしようとしたらできませんでした・・・なぜでしょう?

公共のWi-Fiでアクセスできないサイトがある原因に考えられる原因は以下です。

ネットワークフィルタリング:Wi-Fi提供側が、成人向けサイトやギャンブルサイトなど特定のカテゴリをブロックしていることがあります。これは、Wi-Fi側のセキュリティ対策として行われています。

HTTPS接続の制限:一般的にはHTTPS通信が制限されることは少ないですが、一部の公共Wi-Fiではネットワーク管理の問題で、HTTPSサイトにアクセスできないことがあります。

VPN接続のブロック:Wi-Fi側で、VPNを使った接続がブロックされていることがあります。これは、Wi-Fi提供側が通信の監視や管理を行うため、セキュリティの観点からVPNを禁止している場合があるためです。

帯域制限:Wi-Fi提供側が、多くのユーザーが同時に利用する公共Wi-Fiの通信帯域を節約するため、動画サイトやストリーミングサービスなど、大容量データを扱うサイトを制限していることがあります。

セキュリティ対策:公共Wi-Fiの提供側が、銀行やショッピングサイトなど、個人情報や決済情報が関わるリスクの高いサイトへのアクセスを制限することがあります。

企業側のセキュリティポリシー:企業側のセキュリティポリシーも大きな要因となることがあります。多くの企業では、公共Wi-Fiのような不特定多数が利用するネットワークからの社内システムへのアクセスを制限している場合が多いです。これは、企業のシステムやデータを保護するための重要なセキュリティ対策です。それに伴い、VPN(仮想プライベートネットワーク)の利用を推奨し、それ以外のアクセスをブロックしているケースも多く見られます。

「公共Wi-Fiで会社のシステムにアクセスしようとした」という状況から「VPN接続のブロック」「企業側のセキュリティポリシー」の可能性が高いです。

公共Wi-Fiでは企業向けシステムのセキュリティ要件を満たしていないことが多く、ご自身でモバイル・ルーターを用意するなどの対応が必要です。

「このウェブページを表示しようとしましたが、Google Chromeのメモリが不足しています」と表示されます・・・

”Aw, Snap! Something went wrong while displaying this webpage. Error code: Out of Memory”と表示されている場合もあります。

「Out of Memory」エラーは、サーバーやクライアントのシステムが利用可能なメモリを使い果たした場合に発生します。このエラーは、アプリケーションやサーバーが大量のリソースを処理する際に発生することがあり、HTTP 500 Internal Server Errorなどのサーバーエラーが発生する一因となることはありますが、具体的なHTTPステータスコードとしては表示されません。

下記の記事を参考に対処してください。

「about:blank」とだけ書かれた真っ白なページが表示されてしまいます・・・

「about:blank」はエラーではありません。単に空白のページを表示するためのURLです。

新しいタブの初期ページとして表示されている
リダイレクトの途中や、セキュリティ対策として一時的に空白のページを表示されている
一部のアドブロックやポップアップブロックが有効になっている環境で、一時的に空白ページが表示されている

特定のエラーが原因で「about:blank」が表示される場合もありますが、それ自体はエラーではなく、ただの空白ページです。

Googleフォームでエラーが出て送信できません・・・

下記の記事を参考に対処してください。

Googleドライブ内の音声や動画を再生できません・・・

下記の記事を参考に対処してください。

最後に

エラーコードには、問題解決に役立つ多くの重要な情報が含まれています。多くの場合、返されたコードに従って適切に対処することで、問題を解決できます。

しかし、コードだけでは根本的な原因を特定できない場合もあります。そのため、エラーコードに加えて、エラーメッセージの内容や使用しているブラウザ、ネットワーク環境などを総合的に確認することが大切です。

特に、サーバー側の問題やネットワーク設定が原因の場合、クライアント(ユーザー)側で対処できないことがあり、その際は管理者に報告するか、問題が解決するまで時間を置く必要があります。


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