社内システムで「エラーです」と出たり、読み込み中のまま動かない、重すぎて何度も固まってしまう・・・といったことがあると思います。
ここではごく単純なエラーの最も基本的な対処法をご紹介します!
エラー時の基本的な対処法
※ごく単純な操作ではありますが、行う順番が意外に重要だったりしますのでステップ通りに進めてください!
Microsoft Edgeの場合
Microsoft Edgeのウィンドウを開いた状態で、右上のその他アイコン
をクリックしましょう。「
設定」をクリックします。画面左側「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。
「閲覧履歴データを消去」内の「消去するデータを選択」から「閲覧履歴データを今すぐ消去」をクリックします。
「時間の範囲」は「すべての期間」を選択します。
「Cookie およびその他のサイト データ」を選択します。
「今すぐクリア」をクリックします。
次にサイトごとのCookieを削除する手順も確認します。
Microsoft Edgeのウィンドウを開いた状態で、右上のその他アイコン
をクリックしましょう。「
設定」をクリックします。設定を開いたら、「Cookie とサイトのアクセス許可」をクリックします。
「すべての Cookie とサイト データを表示する」をクリックします。
”sales-crowd.jp””www.chatwork.com””member-s.com””whereby.com”など該当のサイト名を探してクリックします。
画面左側「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
Cookie を削除するサイトの右側にある下矢印
をクリックします。「削除
」をクリックします。Windows10/Windows11
「再起動」または「Shiftキーを押しながら”シャットダウン”」を選択します。
インターネットを繋ぐための箱型の機械が光回線の場合は基本的に2台あるはずです。その機械のコンセントを抜きましょう。
※パソコンの場合コンセントを抜いて電源を切るのは絶対NGですが、ONU(モデム)とルーターは大丈夫です。
※光回線以外の場合は1〜2台です。ホームルーターやモバイルルーター、CATV(ケーブルテレビ)回線など。
※NURO光をご利用の方はONU(光回線終端装置)にルーター機能が備わっているためルーターを繋がないようにしましょう。速度低下の原因になります。
パソコンとインターネット機器を繋いでいる線を一度抜きましょう。
1分程度待ちます。
ONU(モデム)/ルーターのコンセントを挿し直し、また1分程度待ちます。
パソコンとルーターを繋ぐLANケーブルを挿し直します。このとき、カチッと音が鳴るまでしっかり挿しましょう(音が鳴らないこともありますが、奥まできちんと挿せていればOKです。奥まで挿せていない場合はネットが低速化したり接続が不安定になります)。
パソコンを起動します(「再起動」を選択した場合はなにも操作しません。自動で起動します)。
ネットに接続されるまで1分程度待ちます。
開けなくなってしまっていたサイトをもう一度開き直してみましょう!
速度テストをする
パソコン、ONU(モデム)、ルーターを再起動したので、一度速度テストをしておくのがおすすめです。
「Google Chrome」ブラウザを開きます。
※ 赤と黄色と緑で囲われた青い丸のアイコンです。
”internet speed test”と検索します。「ネット速度」「速度テスト」などでもOKです。
検索結果の一番上に出てくる「速度テストを実行」という青いボタンをクリックします。
ダウンロードとアップロードの速度結果が出るのを待ちます。
M-Lab
速度テストの方法やサイトはいろいろありますが、世界各地のサーバーを利用しているM-Labと提携しているGoogleでのテストがおすすめです。特に海外在住で日本の企業と仕事をしているなど国を跨ぐ場合にもこのテストであれば互いのネット速度を簡単にテストすることができます。
速度の目安
ダウンロード/アップロードそれぞれが30Mbps以上あれば問題ありません。
反対に、どちらか片方、あるいは両方が0.1〜5Mbps前後の場合はWEB会議で音声が途切れてしまったり、画面共有が止まってしまったりと不具合が出てきます。
単位:Gbps>Mbps>Kbps>bps
1kbps=1,000bps(bpsの1,000倍)
1Mbps=1,000,000bps(kbpsの1,000倍)
1Gbps=1,000,000,000bps(Mbpsの1,000倍)
「再起動」と「シャットダウン」ってなにがちがうの?
Windows10/Windows11の場合
Windowsの電源OFFには基本的に3種類あります。
シャットダウン
完全シャットダウン
この中で不具合が起きたときに行うべきなのは「再起動」と「完全シャットダウン」です。
通常の「シャットダウン」は電源を切る際に一部の情報を保存します。そして次回スムーズに起動できるように、前回の保存情報を使います。そのためエラーなどがあっても、それごと次回に引き継いでしまうのです。
一方「再起動」と「完全シャットダウン」は情報を保存せずに終了します。
完全シャットダウンってなに?
Windowsにはパソコンの起動時間を短縮する「高速スタートアップ」という機能があります。通常のシャットダウンの場合は次回起動時に「高速スタートアップ」が働いてスムーズに起動してくれます。
そして「再起動」と「完全シャットダウン」ではこの「高速スタートアップ」が機能しません。
完全シャットダウンを行うには?
簡単なのはshiftキーを押しながら「シャットダウン」をクリックすることです。
※電源設定から高速スタートアップをOFFにすることもできますが、その場合は毎回起動に時間がかかってしまいます。
最後に
ごく単純なエラーの場合にはこれで解決します。
これらで解決しない場合はエラー時に出るメッセージや、エラーが起きた状況を見直して原因を探る必要があります。
たとえばGoogle Chromeにインストールしている拡張機能や、パソコンに入れているセキュリティ対策ソフトが干渉して不具合を起こしている場合もありますので、拡張機能は無効/削除、セキュリティ対策ソフトは一時停止/アップデートする必要があります。
また、エラーコードが出る場合、500番台の数字が書かれていたら管理者側で対処しなければいけないものなので、対応を待ちましょう。
回答できるかわかりませんがご質問や解決しなかった事例がありましたらコメント欄へどうぞ。
※返信できない場合もありますのでご了承ください。
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